教育プログラム・コースの概要

教育プログラム・コースの概要

教育プログラム・コース名 1.卒前・卒後一貫MD-PhDコース(基礎研究医育成一般コース)
2.卒前・卒後一貫MD-PhDコース(病理・法医学研究医育成コース)
対象者 医学系研究科医科学専攻大学院生
修業年限
(期間)
原則4年(博士)
ただし、本学の規定により3年で修了が可能な場合もあり
養成すべき人材像 分析技術の急速な進化は、疾患の発症と進展のメカニズム理解を新しくし、これまでにない診断法や治療法を生み出す原動力となってきた。病理医は、これらの進化をいち早く理解して診療に取り入れ実用化の担い手になる一方で、Rational Medical Practiceとしての標準化や精度維持に不可欠な役割を担う。本コースでは先進的医療に対応する以下の医師育成を目指す。
①病理・法医学を志す医師
②新旧の診療技術について標準化や精度維持を担う医師
③担当する疾病については病理診断まで実施することのできる専門医
修了要件
履修方法
【修了要件】原則として、本課程に4年以上在学し所定の単位(30単位以上)を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、学位論文を提出して学位論文審査及び最終試験に合格すること。ただし、在学期間に関しては、医科学専攻教務委員会が別に定めるところにより、優れた研究業績を上げたと認めた場合には、3年以上在学すれば足りるものとする。
【履修方法】講義・演習(1単位15時間)、実験・実習(1単位30時間)からなる共通科目の履修区分の各必修単位数を満たした上14単位以上、専門科目の履修区分の各必須単位を満たした上、16単位以上履修する。
履修科目等 本コースは、共通科目(14単位以上)・専門科目(16単位)から成る。
共通科目:基礎連続講義(選択科目3単位以上)、医学基礎技術実習(選択科目3単位以上)、生命倫理公開セミナー(必修科目4単位)、研究成果考察セミナー(選択科目2単位以上)研究発表討論セミナー(必修科目2単位)
専門科目:主専攻分野・副専攻分野の特別講義(必修科目4単位)・特別演習(必修科目2単位)・特別実習(必修科目2単位)ただし、病理・法医学研究医育成コースでは、副専攻分野の講義、演習及び実習に代え、独自の特別演習(必修科目4単位)・特別実習(必修科目2単位)を開講(病理関係専攻分野と法医関係専攻分野をローテーションして履修する。)。
教育内容の特色等
  • 群馬大学に従来からある「卒前・卒後一貫MD-PhDコース(基礎研究医育成一般コース)」をもとに、病理学・法医学に特化した「卒前・卒後一貫MD-PhDコース(病理・法医学研究医育成コース)」を新設する。
  • 病理診断学分野・病態病理学分野・法医学分野による「病理・法医学研究医育成コース」の共通専門科目(演習・実習)を設ける。
    これらの科目では3つの分野共同で授業を開講し、当該3つの分野をローテーションし演習・実習を行い、最適かつ効果的な授業体制をとる。
  • 既存の一般コースは基礎を対象としたが、病理・法医学研究医特別コースは基礎・臨床を問わず、全ての医師を対象に行う。
  • 法医学と病理学の連携(相互乗り入れ)により解剖研修制度を構築する。
  • 臨床各科の専門医取得者が、その領域に限って病理診断をサポートできる人材となるよう育成する。
  • 死後画像検査を取り入れた統合的法医解剖を展開する。
  • 原因不明の突然死の症例に対して、網羅的遺伝子解析やメタボローム解析を取り入れた次 世代型の死因究明を展開する。
大学間連携の体制 <大学間連携の体制>

  • 群馬大学の病理学と法医学が、千葉大学の病理学と法医学において連携。
  • 群馬大学の病理学と法医学が、山梨大学の病理学と法医学において連携。
指導体制 指導担当は、病理・法医学医師、医学物理士等、各専門分野毎に担当教員を選定し、指導を行う。
キャリアパスの構築 <キャリアパスの構築について>

  • 群馬大学は、医学系研究科(図C群)・附属病院(図B群)における特任助教ないし可能であればテニュアトラック助教を修了者の受入ポスト・就職先として想定している。<プログラム受講者に対するキャリアパスの明示方法について>
  • 本コースの学生募集の際に、パンフレット等により⑤に示すキャリアパスを明示する。
受入開始時期 平成31年4月
受入目標人数・受入人数 対象者 H29年度 H30年度 R1年度 R2年度 R3年度
受入
目標人数
基礎研究医育成一般コース 医師 0 0 1 1 1 3
病理・法医学研究医育成コース 医師 0 0 1 1 1 3
受入
人数
基礎研究医育成一般コース 医師 1 1 0 0  2
病理・法医学研究医育成コース 医師 0 0 0 2  2
事業の実施体制(担当者一覧)
氏名 所属(研究科・専攻等)・職名 事業における役割
石崎 泰樹 群馬大学大学院医学系研究科長
分子細胞生物学教授
教育プログラム開発・編成担当
小山 徹也 群馬大学大学院医学系研究科
副研究科長・病理診断学教授
事業推進プロジェクトサブリーダー
・実務マネージャー
小湊 慶彦 群馬大学大学院医学系研究科
副研究科長・法医学教授
事業推進委員会委員
横尾 英明 群馬大学大学院医学系研究科
病態病理学教授
教育プログラム開発・編成担当
佐野 孝昭 群馬大学大学院医学系研究科
病理診断学准教授
実習コーディネーター担当
伊古田 勇人 群馬大学大学院医学系研究科
病態病理学准教授
実習コーディネーター担当

卒前・卒後一貫MD-PhDコース 基礎研究医育成一般コースの履修方法及び修了の要件

科目区分 授業科目名 形式 単位数 配当年次 履修方法
共通科目 基礎連続講義 研究倫理 ※1 講義 1 1 指導教員が指定する科目1単位を含み3単位以上選択必修
※1 「研究倫理」及び「研究倫理(e-learning)」は必修。ただし,本研究科生命医科学専攻・保健学専攻前期課程において「研究倫理」を修得済みの場合は履修不要(「研究倫理(e-learning)」のみ受講すること)
※2 がんプロ共通科目を2単位まで含むことができる。
研究倫理(e-learning)※1 講義 1 1
脳神経科学講義 講義 1 1
内分泌・発達・代謝学講義 講義 1 1
腫瘍学講義 講義 1 1
感染症・免疫学講義 講義 1 1
社会医学講義 講義 1 1
重粒子線臨床医工学講義 講義 1 1
重粒子線基礎医工学講義 講義 1 1
放射線診断核医学講義 講義 1 1
がんプロ共通科目 (e-learning) ※2
臨床研究と生物統計学 講義 1 1
生命倫理と法的規則 講義 1 1
基礎腫瘍学 講義 1 1
臨床腫瘍学概論 講義 1 1
精神・社会腫瘍学と患者教育 講義 1 1
医療ケアとチーム医療 講義
がんゲノム医療学 講義
小児・AYA・希少がん学 講義
ライフステージに応じたがん医療学 講義 1 1
医学基礎技術実習 実験基本技術 ※ 実習 1 1 3単位以上選択必修
※実験基本技術は履修を推奨する
バイオインフォマティクス実習 実習 1 1
小動物操作基礎技術 実習 1 1
細胞培養基礎技術 実習 1 1
遺伝子解析基礎技術 実習 1 1
蛋白発現基礎技術 実習 1 1
微小形態・病理学実習 実習 1 1
蛋白化学実習 実習 1 1
胚操作技術 実習 1 1
in vitro神経活動計測 実習 1 1
放射線生物学実習 実習 1 1
医科学英語論文作成実習 実習 1 1
放射線測定実習 実習 1 1
生体イメージング実習 実習 1 1
システマティック・レビュー実習 実習
医療サービス・質評価学実習 実習
生命倫理公開セミナー 社会貢献促進セミナー 演習 2 3 4単位必修
医学哲学・倫理学セミナー 演習 2 3
研究成果考察セミナー 脳神経科学セミナーⅠ 演習 1 2 2単位以上選択必修
主専攻分野の研究グループのセミナーで「Ⅱ」を選択し,研究発表を行う。
「Ⅱ」で選択したセミナー以外のセミナーで,自分の研究テーマに近いグループのセミナーで「Ⅰ」を選択し,討論に参加する。
脳神経科学セミナーⅡ 演習 1 2
内分泌・発達・代謝学セミナーⅠ 演習 1 2
内分泌・発達・代謝学セミナーⅡ 演習 1 2
腫瘍学セミナーⅠ 演習 1 2
腫瘍学セミナーⅡ 演習 1 2
感染症・免疫学セミナーⅠ 演習 1 2
感染症・免疫学セミナーⅡ 演習 1 2
社会医学セミナーⅠ 演習 1 2
社会医学セミナーⅡ 演習 1 2
研究発表討論セミナー 研究発表討論セミナーⅠ 演習 1 2 2単位必修
研究発表討論セミナーⅡ 演習 1 3
科目区分 授業科目名 形式 単位数 配当年次 履修方法
専門科目 特別講義 専攻分野単位で開設する講義 講義 4 1・2 指導教員が指定する科目を含む8単位以上選択必修
大学院チュートリアル演習 専攻分野単位で開設する演習 演習 2 1 指導教員が指定する科目を4単位以上選択必修
専門分野技術実習 専攻分野単位で開設する実習 実習 2 2 指導教員が指定する科目を4単位以上選択必修

卒前・卒後一貫MD-PhDコース 病理・法医学研究医育成コースの履修方法及び修了の要件

科目区分 授業科目名 形式 単位数 配当年次 履修方法
共通科目 基礎連続講義 研究倫理 ※1 講義 1 1 指導教員が指定する科目1単位を含み3単位以上選択必修
※1 「研究倫理」及び「研究倫理(e-learning)」は必修。ただし,本研究科生命医科学専攻・保健学専攻前期課程において「研究倫理」を修得済みの場合は履修不要(「研究倫理(e-learning)」のみ受講すること)
※2 がんプロ共通科目を2単位まで含むことができる。
研究倫理(e-learning)※1 講義 1 1
脳神経科学講義 講義 1 1
内分泌・発達・代謝学講義 講義 1 1
腫瘍学講義 講義 1 1
感染症・免疫学講義 講義 1 1
社会医学講義 講義 1 1
重粒子線臨床医工学講義 講義 1 1
重粒子線基礎医工学講義 講義 1 1
放射線診断核医学講義 講義 1 1
がんプロ共通科目 (e-learning) ※2
臨床研究と生物統計学 講義 1 1
生命倫理と法的規則 講義 1 1
基礎腫瘍学 講義 1 1
臨床腫瘍学概論 講義 1 1
精神・社会腫瘍学と患者教育 講義 1 1
医療ケアとチーム医療 講義
がんゲノム医療学 講義
小児・AYA・希少がん学 講義
ライフステージに応じたがん医療学 講義 1 1
医学基礎技術実習 実験基本技術 ※ 実習 1 1 3単位以上選択必修
※実験基本技術は履修を推奨する
バイオインフォマティクス実習 実習 1 1
小動物操作基礎技術 実習 1 1
細胞培養基礎技術 実習 1 1
遺伝子解析基礎技術 実習 1 1
蛋白発現基礎技術 実習 1 1
微小形態・病理学実習 実習 1 1
蛋白化学実習 実習 1 1
胚操作技術 実習 1 1
in vitro神経活動計測 実習 1 1
放射線生物学実習 実習 1 1
医科学英語論文作成実習 実習 1 1
放射線測定実習 実習 1 1
生体イメージング実習 実習 1 1
システマティック・レビュー実習 実習
医療サービス・質評価学実習 実習
生命倫理公開セミナー 社会貢献促進セミナー 演習 2 3 4単位必修
医学哲学・倫理学セミナー 演習 2 3
研究成果考察セミナー 脳神経科学セミナーⅠ 演習 1 2 2単位以上選択必修
主専攻分野の研究グループのセミナーで「Ⅱ」を選択し,研究発表を行う。
「Ⅱ」で選択したセミナー以外のセミナーで,自分の研究テーマに近いグループのセミナーで「Ⅰ」を選択し,討論に参加する。
脳神経科学セミナーⅡ 演習 1 2
内分泌・発達・代謝学セミナーⅠ 演習 1 2
内分泌・発達・代謝学セミナーⅡ 演習 1 2
腫瘍学セミナーⅠ 演習 1 2
腫瘍学セミナーⅡ 演習 1 2
感染症・免疫学セミナーⅠ 演習 1 2
感染症・免疫学セミナーⅡ 演習 1 2
社会医学セミナーⅠ 演習 1 2
社会医学セミナーⅡ 演習 1 2
研究発表討論セミナー 研究発表討論セミナーⅠ 演習 1 2 2単位必修
研究発表討論セミナーⅡ 演習 1 3
科目区分 授業科目名 形式 単位数 配当年次 履修方法
専門科目 特別講義 専攻分野単位で開設する講義 講義 4 1・2 指導教員が指定する科目を含む4単位以上選択必修
大学院チュートリアル演習 専攻分野単位で開設する演習 演習 2 1 指導教員が指定する科目を6単位以上選択必修
病理・法医学研究医育成コース

専門科目 特別演習

病理・法医学特別演習 演習 4 1
専門分野技術実習 専攻分野単位で開設する実習 実習 2 2 指導教員が指定する科目を6単位以上選択必修
病理・法医学研究医育成コース

専門科目 特別実習

病理学特別実習

法医学特別実習

実習 2

2

2

病理・法医学研究医育成コースの履修例

区分 授業科目 1年次 2年次 3年次 4年次
共通科目 基礎連続講義
 研究倫理(必修) 1 1
 研究倫理(e-learning)(必修) 1 1
 脳神経科学講義 1 1
医学基礎技術実習
 実験基本技術(推奨) 1 1
 細胞培養基礎技術 1 1
 小動物操作基礎技術 1 1
生命倫理公開セミナー
 社会貢献促進セミナー(必修) 2 2
 医学哲学・倫理学セミナー(必修) 2 2
研究成果考察セミナー
 脳神経科学セミナーⅡ 1 1
 腫瘍学セミナーⅠ 1 1
研究発表討論セミナー
 研究発表討論セミナーⅠ(必修) 1 1
 研究発表討論セミナーⅡ(必修) 1 1
専門科目 特別講義
 主専攻分野の特別講義 2 2 4
大学院チュートリアル演習
 主専攻分野の大学院チュートリアル演習 2 2
 病理・法医学特別演習 4 4
専門分野技術実習
 主専攻分野の専門分野技術実習 2 2
 病理学特別実習 2 2
 法医学特別実習 2 2
14 11 5 30